Miraiブログ

音楽・映画・舞台など鑑賞と続くものは大体好きなしがない秘書業。

双極性障害、いわゆる躁うつ病について。

数日前、日課である各カテゴリのニュースをチェックしていたら目に飛び込んできたBUDDiiS MORRIEさんの双極性障害を理由とした活動制限の文字。

 

EBiDAN THE LIVEの映像コンテンツ視聴を切っかっけに楽しく各グループとメンバーの顔と名前を勉強中の私は素で驚いた。MORRIEさんはEBiDANの兄弟ユニットで輝かんばかりの笑顔で素晴らしい歌声を響かせていたのが印象的で名前をすぐに覚えてしまった方だったから。でも、同時に双極性障害ってそういうものだったかもなぁ…とも。

 

双極性障害、いわゆる躁うつ病

 

私自身、19歳になる年に同じ病気の診断を受けたことがある。そして、そこから5年かけて寛解させた。まぁ、しばらくして再発してしまったが。

 

双極性障害の治療をしていた時期の事は曖昧にしか覚えていないのだが、いわゆる【普通に】生きるのが難しくて生きていることが苦しかったことだけはハッキリ覚えている。結構な種類と量の薬を飲んで自分の気持ちやテンションを自分でどうにもできないまま生きるのはどうしようもなく辛かったから。

 

病気のはじまりは重い自律神経失調症だった。その後、酷い不眠症になり、コーヒーやスープ以外の食べ物を食べることができなくなり、久しぶりに再会した家族に泣かれるほど窶れて様変わりした私は病院へ強制連行された。未だに当時着ていた服を見ると、こんなの着られていたの?と自分のことながらドン引きする。

 

5秒前までテンション高く笑っていたはずなのに、急転直下、首までヘドロにでも沈んでいいるみたいに気持ちが落ち込むわ消えたくなるわ身体も思うように動かなくなるわで感情やテンションが永遠にジェットコースター状態で。

 

メンタルヘルスの不調においては自分に合う薬を探すのも一苦労だったりするので、一定期間ごとに薬を変えては総当たり戦状態でおくすり探しの戦いをする。そうして見つけた薬も、様々な副作用を引き起こしたりするもんで。とかく多方向において苦しいのだ。生きづらいのだ。特に真面目な人間ほど。

 

そんな状態の中でも必死に勉強して卒業するまで毎年優秀学生賞を頂いていた当時の自分を、今更ながら心底褒めてやりたい。

 

とまぁ話が少しそれてしまったが。

 

そんな経験もあってか、MORRIEさんの活動制限に関するニュースとご報告の動画を見ていて泣いてしまった。早送りの映像を見ているかのように急に思い出してあの時の苦しく辛い感情が一気に押し寄せてきてしまったのだ。

 

心の底から、MORRIEさんがご自身の症状や治療と付き合いつつも幸せを感じられる活動ができるよう願っている。

 

 

最後になるが、自分の体調や気持ちの状態に違和感があったり少しでも不調がある時は自己判断せず病院に相談に行ってほしいと思う今日このごろ。診断に不安があればセカンドオピニオンも検討してほしい。

 

年の瀬になり、冷え込みも一層増しているが寒さは気持ちを落ち込ませる。

身も心も暖かくして安らかに穏やかに新たな年を迎えましょう。

 

 

自戒も込めて。